残業の原因となっている罪悪感

残業ゼロの仕事のコツを伝授します

ABOUT ME

私は静岡で看護師として13年勤務しています。看護師の仕事は多忙で残業の多い仕事ですが、自分なりの努力で今は残業なしで定時退社ができるようになりました。これは病院に限らず一般の会社でも通じることだと思いましたので、その仕事の仕方をまとめたサイトを立ち上げてみました。

罪悪感から帰れない

罪悪感から帰れない

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なぜ罪悪感を感じるのか

今でこそ特別のことがない限り残業をせずに予定の勤務時間内で仕事を終わらせていますが、残業「0」に到達するまでにはいろいろな障壁がありました。まず一番の障壁は仕事をしている他の看護師への罪悪感でした。
看護師の仕事は忙しいということと残業するのが当たり前という考えが先入観となっていたために、自分に仕事がなくても他の看護師が残って仕事をしていると帰りづらく、今日やらなくてもいい仕事を無理にやってある程度残業をしたところで帰宅するというのが習慣化していました。その結果睡眠時間が減り、疲れが取れず、すっきりしないまま次の日の勤務となり、また残業をするという繰り返しでした。自分の仕事が終われば、速やかに帰るべきなのに自分が若い頃は先輩や同僚が残っていると自分だけ仕事をしていない気持ちになって申し訳なく感じ、それが罪悪感となって心にわだかまっているのでした。

罪悪感を感じる必要はない

自分の仕事が終わっているのに周りの人への引け目から自分も残ることは何の意味もありません。残業は本来やるべき仕事が期限に間に合いそうもないときや緊急事態が発生して時間に関係なく対応しなければいけない時に事前に上司に申請をした上で行うべきものです。当然、残業手当が発生しますので、無駄な仕事で残業手当をもらうことは病院や会社に対する迷惑行為となります。残業手当はもらわないといってやる仕事は、仕事に対して無責任な態度になります。残業は責任を持ってすべき仕事で当然対価も発生します。ですから残業手当を支払わない病院や会社に支払い義務が発生するのです。
仕事に対してそれだけ真剣に取り組み、なおかつ自分に残業がなければ、つきあい残業をする必要はありませんし、正当な残業は申請をして会社の許可をもらって実施して残業手当をもらわなければいけません(残業手当を支払わない病院や会社はまた別な問題になります)。

帰りやすくするために

それでも周りの人が仕事をしているときに仕事が終わったのが自分だけの場合、帰りづらいということがあるかもしれません。そんな場合は勤務時間内に自分の仕事が終わったことをさりげなくアピールすると同時に、周りで忙しそうに仕事をしている人に「何かお手伝いできることがありますか?」と声がけをしましょう。手伝いを依頼された場合はしかるべき手続きをして残業をして手伝いますし、なければ心置きなく職場を出るようにします。こうして残業「0」を目指していきましょう。