残業をしない仲間を作る

定時退社仲間を作る

周りの目

残業をしないで定時退社をしたいけど、周りの目が気になる、一人だけ帰るには罪悪感があるという場合には定時退社をする仲間を作るのも一つの方法です。一人だけ周りと違う動きをするには強いハートが必要になりますが、なかなかそうはなれないのも事実です。私自身も定時退社をし始めた頃は気が引けましたので、同僚を仲間にして交互に定時退社するところからスタートしました。病院に限らず一般の会社でもそこは同じだと思います。

定時退社仲間を作る

残業が恒常的に行われている会社で一人だけ定時退社をするのは気が引けます。そんな時は同僚や後輩を定時退社の仲間にしましょう。仲間にするにはその同僚や後輩も仕事が定時内に終わっていることが前提となります。いきなりいっしょに帰るのはそれはそれで目立ちますので、最初は一人づつ別な日に定時退社をするようにしましょう。火曜日に同僚が定時に退社して、その翌日は自分が定時退社するという具合です。お互いに仲間がいると心の負担が楽になるはずです。また、お互いが早く帰る日に急な仕事が入ったりした場合はその仕事を手伝ってあげたりして、協力しながら定時退社できるようにしていきましょう。

仲間を増やしていく

最初は二人で始めたとしても社内でのその動きは周りにもわかってくるはずです。協力し合いながら定時退社する姿勢に同調する他の社員も出てくると思います。仲間を増やしながら、定時退社の社風を作っていきましょう。残業してまでする仕事がないにも係わらず惰性で残業をするのは、精神衛生上もいいことはありません。みんなでその意図を理解して定時退社ができる体制を作っていきましょう。

仕事の効率化を図る

しかし、定時退社をすると言っても、やるべき仕事が終わっていないのに帰る人が出てくるとそれはそれで問題となります。日中にいかに効率的に仕事をして時間内に仕事を終わらせるか、その工夫と努力をして仕事を時間内に終了させること、これこそが定時退社の基本です。仕事だけ積み残して、定時退社をしてはその人は無能の誹りを受けかねません。そういう事態を招かないために、仕事を効率よく進められない同僚や後輩に仕事の仕方を教えてあげるのも社風を変えていく方策になります。やるべき仕事をリストアップして優先順位をつけていく方法を伝授してあげましょう。会社は組織で動いていますから、自分だけよければいいというのではなく、全員が良い方向に向くことができるように働きかけるのも会社への大きな貢献となります。